【一陸技】 一陸技と二陸技・一陸特・総合無線通信士との違いは?

一陸技

こんにちは、マルコニです。

本日は一陸技と二陸技・一陸特・総合無線通信士の違いについて書かせて頂きます。

扱う操作範囲によって必要な資格も変わってきますので、

資格を取得する際は自身の操作範囲を把握しておくようにしましょう。

そもそも一陸技はどういった資格か?

そもそも一陸技とはどういった資格なのでしょうか。

一陸技は、国家試験を合格することで取得することが出来る、立派な国家資格になります。

国家資格を持っていると周りに伝えたら、一目置かれるかもしれませんね。

一陸技は、放送局、電気通信業務等の固定局、無線測位局等、

全ての陸上の無線設備の技術的な操作を行うことが出来ます。

あらゆる陸上無線技術士の上位互換になりますので、

せっかく受験するのであれば目指しておいて損はない資格かなと思います。


一陸技と二陸技との違いは?

第一級陸上無線技術士(一陸技)と第二級陸上無線技術士(二陸技)には、どういった違いがあるのでしょうか。

これらは、第〇級といった違いがあるので明白かもしれませんが、

一陸技は二陸技の上位互換になります。

具体的には、一陸技は二陸技には出来ない以下の操作を行うことが出来ます。

  • テレビジョン放送局を除く無線局の空中線電力2kW以下のもの
  • テレビジョン放送局の空中線電力500W以下のもの

二陸技では扱うことのできる空中線電力に制限があります。


陸上特殊無線技術士との違いは?(一陸技と一陸特の違い)

第一級陸上無線技術士(一陸技)と第一級陸上特殊無線技術士(一陸特)では、

一陸技は一陸特の上位互換になります。

一陸技が 全ての陸上の無線設備の技術的な操作を行うことが出来るのに対し、

一陸特では操作範囲が少し制限されています。

詳しくは日本無線協会のHPに記載されていました。(こちら

総合無線通信士との違いは?

総合無線通信士は、一陸技の上位互換だと思われている方も多いかもしれませんが、

厳密には上位互換には当たりません。

総合無線通信士は、陸上の無線局の技術操作の範囲は、

  • テレビジョン放送局を除く無線局の空中線電力2kW以下のもの
  • テレビジョン放送局の空中線電力500W以下のもの
  • に限られており、二陸技の操作範囲と同じになっています。

    ただ、総合無線通信士は、海上や航空の無線局など、

    一陸技では範囲外の無線局を取り扱うことが出来ます。

    一陸技と総合無線通信士は、

    完全な上位互換・下位互換の関係にはないということですね。

    他にも操作範囲が限定されている点がありますので、

    詳しくは日本無線協会のHPを参照されることをお勧めします。

    結論:一陸技は、二陸技や一陸特の上位互換。

    総合無線通信士とは上位・下位互換の関係にはない。

    最後に

    今日は、 一陸技と二陸技・一陸特・総合無線通信士の違いについて書かせて頂きました。

    どの資格を取得しようか迷っている方の参考になれたら嬉しいです。

    最後までご覧頂きありがとうございました。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました